思ったより小さくて、思ったより疲れた。有馬温泉ひとり旅の話

有馬温泉の炭酸源泉公園・ねねの像・親水公園の3枚コラージュ。中央に「まずっ!でも飲んでよかった 有馬温泉ひとり旅」のテキストを円形フレームで配置。 ひとり時間・楽しみ

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私には”タイムバケット”というリストがあります。
(”タイムバケット”とは、いわゆる”やりたいことリスト”のこと。生きているうちにやってみたいことを書き留めたものです。)
有馬温泉への一人旅は、そのリストの中の一つでした。

実際に行ってみて、楽しかったこと、誤算だったこと、両方ありました。
この記事は、これから行く人へのメッセージ&実践レポです。
50代・女性・ひとり旅・1泊2日。同じような方の参考になれば嬉しいです。

1人で浮かない?→結論、全く問題なし

結論から言うと、1人でも全然浮きません。

たしかにファミリーやカップルが多い観光地です。
でも、1人でぶらぶら歩いている方もたくさんいました。

有馬温泉は食べ歩きの町なので、これがひとり旅と相性抜群。
炭酸煎餅、コロッケ、団子、サツマイモスイーツ、チーズケーキ……お店は充実していて、歩くだけで気分が上がります。
私は夕食に備えてお昼はコンビニで済ませたのですが、それでも十分楽しめました。
「夕食は旅館でしっかり食べたい」という方は、昼は軽めにしておくのが正解です。

「誰かに合わせなくていい」のも、1人旅のひそかな特権です。
川沿いの親水公園でぼーっとしたり、泉源場所で湯けむりをながめたり。
自分のペースで、いくらでも立ち止まれる。
それがひとり旅の一番の良さだと、改めて実感しました。

有馬温泉は思ったよりコンパクト

5月の連休明け平日に行きました。2日間とも晴れで、歩き回るには気持ちのいい陽気でした。
観光客も多すぎず、ひとり旅にはちょうどいい時期だったと思います。

行く前は「1日中観光できる」と思っていました。
でも実際は、半日あれば主要スポットをほぼ回れてしまいます。

私の場合、到着が10時40分ごろ。2時間半ほどで、以下のスポットを回りました。

  • 太閤橋
  • ねねの像
  • 湯けむり広場
  • 親水公園
  • 有馬玩具博物館
  • 金の湯(外観のみ)
  • 銀の湯(外観のみ)
  • 太閤の湯殿館(資料館)
  • 炭酸泉源公園
  • 天神泉源
  • 御所泉源

「思ったよりコンパクトな町だな」というのが正直な感想です。
これを知っておくと、スケジュールが立てやすくなります。
次に、その「計画の立て方」についてお伝えします。

チェックインまでの時間、どう過ごす?

有馬温泉の主要スポットは、2時間半ほどで回れてしまいます。
チェックインまで時間が余った場合、何をするか先に考えておくのがおすすめです。

私は天気が良かったにもかかわらず、ロープウェイの存在を見逃してしまいました。
展望台からの景色を楽しめたはずなのに、これは少し後悔しました。

時間が余ったときの選択肢

☀️ 天気が良ければ → ロープウェイで展望台へ(景色もよく、時間もたっぷり使える)
☁️ 天気が悪ければ → カフェでゆっくり、または金の湯・銀の湯に入る

金の湯800円、銀の湯700円、2館セット券なら1,200円とお得です。
観光と温泉、両方楽しめるので、時間が余ったときのお守りになります。

坂道と疲れ問題、想像以上です

有馬温泉は坂道が多い町です。スニーカー必須、これだけは守ってください。

サンダルで行くならかかとにベルトがついているものを。
町はほぼ石畳なので、雨の日は特に滑りやすいので注意が必要です。

私はもともと体育会系で体力には自信があるほうですが、それでも疲れました。
「観光地をぶらぶら歩くだけ」と油断していると、足腰にじわじわきます。

荷物はリュックがおすすめ。
キャリーバッグはホテルに預けるか、コインロッカーを活用しましょう。
両手が空いているだけで、坂道や階段がずいぶん楽になります。

トイレについても一言。
観光エリアのトイレは数が限られています。見つけたら早めに行く、を徹底してください。
寒い季節はとくに、です。

座って休める場所が、思ったより少ない

歩き疲れて「ちょっと座りたい」と思っても、
有馬温泉の観光エリアにあるベンチは石か木製がほとんど。
正直、長時間座っているのはしんどいです。

カフェに入ればゆっくりできますが、お金がかかります。
「タダで座りたい」という場合の穴場がここ。

阪急バスターミナルの待合所

役所に置いてあるような、クッション性のあるベンチがあります。
石や木製のベンチとは快適さが全然違います。
自販機でドリンクやアイスも買えるので、ちょっとした休憩にぴったりです。

私もチェックインまでの時間、ここに助けられました。
観光に疲れたら、ぜひ思い出してください。

実際いくらかかった?

気になる費用をまとめました。

項目金額
交通費(往復)4,000円
昼食700円
資料館入館料220円
宿泊費(夕食時のドリンク込み)26,100円
合計31,020円

宿泊費は26,100円ですが、これでも安いほうです。
温泉旅館はピンキリなので、予算に合わせて探してみてください。

交通費について補足。
私は京都から阪急高速バスを利用しました。片道2,000円、乗り換えなしで約1時間。
電車より片道170円ほど割高ですが、乗り換えなしの楽さはかなり魅力です。
ただし1日2本しかないので、時刻は必ず事前に確認を。

食べ歩きは2,000円あれば十分楽しめます。
ただし昼間に食べすぎると、旅館の夕食が入らなくなります。
温泉旅館の夕食はどこも美味しいので、昼は控えめにしておくのが正解です。

公共の温泉施設に入るなら別途、
金の湯800円、銀の湯700円、2館セット券1,200円が必要です。

行ってみないと分からなかった、2つの体験

どんな旅も、行ってみないと分からないことがあります。
私が今回「行ってよかった」と思えた体験を2つご紹介します。

その1:炭酸泉源を飲んだら「まずっ!」

炭酸泉源公園では、蛇口から泉源をそのまま飲むことができます。
せっかくなので飲んでみたのですが……第一声は「まずっ!」でした😂

昔は砂糖を入れて飲んでいたそうです。
味はともかく、温泉地の歴史を体で体験している感じがして、妙に楽しかったです。
あのまずさ、ぜひ体験してみてください😁

その2:太閤の湯殿館で歴史に触れた

秀吉が作らせた温泉の遺跡が残る資料館です。
入館料220円とリーズナブルなのに、当時の様子が垣間見えて見ごたえがありました。
職人さんの技術にも、思わずリスペクトしてしまいました。

完璧な旅でなくていいんです。
疲れたし、時間を持て余したし、源泉はまずかった(笑)
でも行ったからこそ分かったことが、たくさんありました。

左の写真(炭酸泉源)
有馬温泉・炭酸源泉公園にある「炭酸泉源」と刻まれた石造りの飲泉所。木造の屋根の下に石の台座と蛇口が設置されており、源泉をそのまま飲むことができる。

右の写真(太閤の湯殿館)
太閤の湯殿館に展示されている、豊臣秀吉が作らせた湯殿の石組み遺跡。発掘された当時の石積みが保存・展示されており、スポットライトで照らされている。
左:飲んだら「まずっ!」な炭酸泉源。 右:太閤の湯殿館の遺跡。220円でこのクオリティ、コスパ最高でした。

次に行くときはロープウェイを最初から予定に入れて、
もう少し詰め込んだスケジュールを組んでみたいです。

「自分に合う旅の形」は、実際に動いてみないと分からない。
こんな感じで”タイムバケット”、あなたもやってみませんか。

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