推しがあると暮らしが楽しい。「薬屋のひとりごと」を真似して

藤の花と蓮、香炉の煙を描いた紫と若草色の水彩背景 ひとり時間・楽しみ

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自分の時間が持てるようになって、好きなことを好きなだけできるようになりました。これが、思っていた以上に幸せなんです。

そんな私が、すっかりドはまりしている作品があります。アニメ「薬屋のひとりごと」です。

でも、ただ観て終わりにするのはもったいない。作品に出てくることを実際に真似してみたら、いつもの生活がちょっと楽しくなったんです。思っていたのとはちょっと違っていましたが、それも含めてお伝えしますね。

※この記事にストーリーの核心(ネタバレ)は含みません。未見の方も安心して読んでください。


きっかけは1話。そこから止まらなくなった

出会ったのは、まだ子どもたちと一緒に暮らしていた頃です。

なんとなく1話を観たら、もう魅了されてしまって。気づけば録画していた分を一気見していました。

それでも続きが気になって仕方がない。とうとう、アニメのもとになった「小説家になろう」の原作を全部読み漁り、さらに小説まで購入してしまいました。我ながらすごい熱量です(笑)。

第3期のアニメ化も、映画化も決定しているそうで、待ち遠しくてたまりません。結末はどうなるのか。ハッピーエンドを願うばかりです。


どこに惹かれたのか

アニメから入ったので、まず心を掴まれたのは映像の美しさでした。

特に花街の街道シーン。きらびやかで、色彩が本当にきれいで、華やいでいて。ストーリーを追う前に、その画面を眺めているだけでワクワクしました。

そして何より、主人公の猫猫(マオマオ)というキャラクターが好きなんです。

心の声が素直で、口が悪くて(笑)、でも知的で表裏がない。媚びない性格が、見ていて気持ちいいんですよね。

もうひとつ、この作品の魅力は表の華やかな世界と、裏側にある物悲しい現実の対比です。きらびやかなだけじゃない。そのリアルさがあるからこそ、物語に厚みが出ているのだと思います。


真似してみた① お香を買いに行った

さて、ここからが本題。作品に出てくることを真似してみました。

まず挑戦したのがお香です。作品に登場する白檀(びゃくだん)の香りを試してみたくて、雑貨店へ行ってきました。

お店にはたくさんの香りのサンプルがあって、わくわくしながら白檀を嗅いでみたのですが——

あれ、ちょっと好みじゃないかも。

正直に言うと、いわゆる仏壇に使うお線香の香りに近くて、少し残念でした。きっと、もっと高級なお香なら香りも違っていたのかもしれません。これはこれで、ひとつ勉強になりました。

せっかく来たので、お店にあった12種類のお香を全部嗅いでみました。途中から鼻がおかしくなってきましたが(笑)、なんとか頑張って選んだのがこちら。

「澪」——。パッケージにはAQUAMARINEとあり、「広く爽快な青い海をイメージした、マリンノートなどの香り」と説明されていました。爽やかで、私にはこちらのほうが合っていたようです。

陶器の香皿に立てたお香と「澪 AQUAMARINE」のパッケージ
選んだのはこちら。「澪(アクアマリン)」爽やかなマリン系の香りです

香皿に立てるとこんな感じ。細身のスティックタイプです。火をつけると15分ほど燃え続けて、消えたあとも香りが残るので、長い時間楽しめます。毎日使いたいとまでは思わなかったけれど、たまに焚くと気分転換になる、いいアイテムになりました。


真似してみた② お粥に黒酢

お次は食べ物です。作品の食事シーンには、よくお粥が登場します。

そこで真似してみたのが、お粥に黒酢を少量たらすという味変。これが、なかなかよかったんです。

コクとまろやかな酸味が加わって、さっぱりといただけます。お粥って単調になりがちですが、これひとつで印象が変わります。

ちなみに私が作るのは、ぐつぐつ煮込む本格的なものではありません。冷凍ご飯を使った、レンジで作る簡単なお粥です。手間はかけません(笑)。

アレンジも楽しんでいます。

  • 卵を落とす
  • ツナ缶を入れる
  • サバ缶+ショウガを入れる

使っている黒酢は、ミツカンの純玄米黒酢。実はこれ、普段は納豆に大さじ1ほど入れて、添付のタレの代わりにしています。お粥にも納豆にも使えて、なかなか優秀です。


真似してみて気づいたこと

お香は好みじゃない香りに当たったし、お粥もレンジで作る手抜きだけれど。それでも、やってみてよかったなと思っています。

だって、ちょっとしたことで自分を喜ばせることができたから。

好きな作品が、日常への入口になってくれる。「これ、作品に出てきたやつだ」と思いながらお香を焚いたり、お粥を食べたりするだけで、いつもの生活がちょっと特別になるんです。

何かがきっかけになって、生活が少しでも楽しくなったら、それがいちばんうれしいですね。


まとめ 次はオセロを強くなりたい

好きな作品は、「観て終わり」にしないほうが、ずっと楽しい。これが今回の発見でした。

あなたの好きな作品にも、きっと真似できることがあるはずです。食べ物でも、香りでも、ちょっとした習慣でも。小さな一歩で、日常の景色が変わります。

ちなみに私は、次にやってみたいことがすでにあります。最初は羅漢からの将棋かなと思ったのですが——オセロが強くなりたいんです。

盤を挟んで頭を使う時間って、なんだかよさそうじゃないですか。またひとつ、ささやかな楽しみが増えそうです。

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