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「離婚が決まったけど、何からすればいいかさっぱりわからない」
そんな状態で動き始めた私が、実際につまずいたこと・やってみてわかったことを9つにまとめました。
戸籍謄本を間違えて取る、空家賃を2か月払う、年金分割の書類で心が折れそうになる…リアルな失敗談ばかりですが(笑)、知っておけば防げることも多いです。
この記事を読んでおけば、同じ無駄を省いてスムーズに動けるはず。50代で離婚を経験した私の、等身大の記録です。
※あくまで私個人の体験談です。状況や自治体によって異なる場合はご自身でもご確認ください。
離婚前の準備編
① 扶養を抜けるため、仕事を週4に増やした
離婚すると、夫の扶養からは外れます。そのとき問題になるのが健康保険。選択肢は大きく2つ。
- 国民健康保険に自分で加入する
- 勤め先の社会保険に加入する
国民健康保険は全額自己負担なので、保険料がけっこう高い。一方、社会保険は会社が保険料を半分負担してくれるので、同じ収入なら断然お得です。
私はパートで働いていましたが、社会保険に加入できる条件を満たすために、週3から週4勤務に増やしました。離婚前に自分の足で立てる準備をしておく、という意味でも、この判断は正解だったと思っています。
扶養を外れるタイミングは離婚後になりますが、準備は離婚前から動いておくのがスムーズです。
② 婚姻中に賃貸契約を先に済ませた
新しい住まいを探すとき、気になるのが入居審査。離婚後・低収入・単身…条件が重なると審査が不利になることがあります。
そこで私は、婚姻中に先に賃貸契約を済ませました。申込書の用途欄には「セカンドハウス」と記載。在職中・既婚という状況のほうが審査が通りやすいという判断からです。
ただ、正直に言うとタイミングの失敗もありました。
いい物件との出会いは運。「この部屋だ」と思ったのが1月で、実際に引越せたのは3月。その間、2か月分の空家賃を払うことになってしまいました。物件を押さえたかったので仕方ないのですが、これは痛い出費でした。
また、3月は引越しシーズンで業者の費用も割高になります。離婚の時期を選べるなら、引越し費用と空家賃の両方を考えたうえで動く時期を決めることをおすすめします。
離婚届を出すとき編
③ 離婚届をもらいに行ったら「封筒に入れましょうか?」と言われた
役所の窓口で離婚届の用紙をもらったとき、担当の方にこう声をかけてもらいました。
「封筒に入れましょうか?」
気遣いはありがたい。丁重にお断りし、あらかじめ持参していたクリアファイルにさっと入れて、堂々と持ち帰りました。
そのとき少し思ったんです。離婚届って、まだそんなに「隠すもの」なのかなって。
統計によると、日本では約2分に1組が離婚しているそうです。決して珍しいことではない。それでも世間のイメージはまだマイナス寄りなのかもしれません。でも私は、自分の決断を恥ずかしいとは思っていなかったので、堂々としていられました。
④ 証人が2人必要 成人していれば誰でもOK
離婚届には、証人2人の署名と押印が必要です。これ、意外と知らない方も多いのでは。
私は成人した子ども2人にお願いしました。子どもたちも「わかった」と言って記名・押印してくれて、助かりました。
ひとつ気になったのは、当事者(夫婦)の印鑑は不要なのに、証人の印鑑は必要ということ。なんとなく逆じゃない?と思ってしまいました(笑)。
証人は成人であれば誰でも構いません。友人でも、ご近所さんでも。頼める人がいれば早めにお願いしておくと安心です。
車の名義変更編
⑤ 実印は先に作っておく。安いもので十分
車の名義変更には実印が必要です。離婚の手続きを進めるなかで、意外と早い段階で必要になるので、先に作っておくことをおすすめします。
値段は安いもので十分。女性なら13mmサイズがちょうどいいです。私はネットで注文しました。苗字ではなく自分の名前(下の名前)で作ったので、離婚後に苗字が変わっても使い続けられます。
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⑥ 警察署の車庫証明に1週間+思ったより費用がかかった
車を夫名義から自分名義に変更するには、まず「車庫証明(保管場所証明書)」が必要です。
流れはこうでした。
- 駐車場の管理会社に保管場所証明の書類を作ってもらう
- それを持って警察署へ行き、証明書を発行してもらう(約1週間かかる)
- 運輸局で名義変更(移転登録)の申請をする
費用については、警察署の手数料が約2,500円。さらに管理会社への手数料も別途かかります。
この管理会社手数料、私が以前不動産会社で駐車場契約の担当をしていた経験からお伝えすると、賃貸付帯の駐車場の場合、月額駐車場料金の1か月分が相場です。駐車場によっては2万円以上になることもあります。事前に確認しておくといいですよ。
車庫証明は発行まで1週間かかるので、名義変更を急ぐ場合は早めに動くのがポイントです。
年金分割編 ここが一番ハードルが高かった
⑦ 戸籍謄本、自分のを取ったら間違いだった(450円の無駄)
年金分割の手続きには戸籍謄本が必要なのですが、ここで私はやらかしました。
てっきり「自分の戸籍謄本」を取ればいいと思っていたんです。でも、それは間違い。
年金分割に必要なのは、筆頭者が元夫の戸籍謄本です。婚姻中の記録が載っているのは夫の戸籍のほう。離婚後は自分の戸籍が分籍されるので、自分名義のものでは使えないんですね。
450円の無駄&申請の二度手間でした(泣)。同じ失敗をしないよう、取得前にしっかり確認してください。
⑧ 「年金分割に使います」と伝えると戸籍謄本が無料になる場合も
これは知っておくと得する話。
公的年金の手続きに使う戸籍証明書は、自治体の条例で手数料免除の対象になることがあります。通常は450円前後かかるところが無料になる場合も。たった一言で節約できるので、申請のときに伝えてみてください。免除されるかどうかは自治体によって異なるので、事前に確認しておくと安心です。
⑨ 年金分割は絶対に窓口予約がおすすめ
年金分割の手続きには、「分割のための情報通知書」という書類への記入が必要なのですが、これが本当にわかりにくい。
自分で書いて郵送で提出することもできますが、正直かなりハードルが高いです。プロにお任せしたほうがいいと思いました。
年金事務所に電話で予約して、窓口で対面対応してもらったので断然ラクでした。担当の方が一緒に確認しながら進めてくれるので、迷うことなく手続きが完了できます。
ひとつ注意点は、予約が約1か月待ちということ。思い立ったらすぐ予約の電話を入れることをおすすめします。
そして忘れてはいけないのが、年金分割(3号分割)は離婚後2年以内が期限です。手続きが面倒でも、これだけは必ずやっておきましょう。
まとめ やってみてよかった、正直に言うと
書き出してみると、失敗談ばかりな気もしますが(笑)、全部終わったときには気持ちがすっきりしました。
「知っていれば防げた」ことがいくつかあったからこそ、こうして体験談をまとめておきたかったんです。誰かひとりにでも「助かった」と思ってもらえたら、それだけで十分です。
離婚の手続きは大変だけど、ひとつずつやれば必ず終わります。ひとりで抱え込まずに、使える情報は使って、自分のペースで進めてください。
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